大きな屋根の家
- 竣工時期
- 2017年7月(予定)
- 用途
- 住宅
- 構造規模
- 木造 平屋建 120.49㎡
- 所在地
- 渋川市
- 設計
- 横堀将之
日本の気候風土に対して素直に屋根をかけました。
それは同時に日本の町並みにも溶け込みます。
長く住むをテーマに、無理のない間取り、環境性能とするのと同時に、全体をゆったりとした寸法で計画しています。
2016年11月
起工式が執り行われました。
2016年12月
地盤改良が行われました。
柱状改良工法は2m程度の間隔にドリルで穴を掘り、セメント基材の固着液を土を撹拌して混和し地盤を補強します。
2016年12月
基礎の配筋検査が行われました。
ベタ基礎は地盤改良された地盤の上に建物した全面に鉄筋コンクリートの床版を作る工法で強固な工法です。
2016年12月
基礎のコンクリートの打設が行われました。
打設に先立ちコンクリートの温度、施工軟度、塩分量、及び破壊試験用の供試体の抜き取りを行いました。
寒冷期なのでコンクリートの打設後の養生のため早朝より打設し、終了後は全面をシートで覆いました。
2017年1月
骨格の組み立てが始まりました。
シンプルな大きな屋根が特長の全体像が確認できるようになりました。
2017年2月
屋根の瓦葺き工事が進んでいます。
周囲の落ち着いた住環境にも馴染む伝統的な屋根となります。
2017年2月
一文字瓦
軒先の一文字瓦が葺かれました。
シャープな軒先線が形成されます。
2017年2月
屋根の瓦葺き工事が終了しました。
伝統的な佇まいの中にも先鋭な軒先を形成しています。内部では木材の軸組工事が進行中です。
2017年3月
床暖房パネルが施工されました。
基礎断熱構造で床下も外気と遮断されていますが更に床暖房を敷設することで冬季の寒さ対策に万全を期しています。
2017年4月
「大きな屋根の家」
床のフローリングの施工が進んでいます。
無垢の広葉樹を加工した床材は表面だけ飾った建材とは異なり、長年使い込めば使い込むほど深い味わいになります。また無塗装の床材は最終工程で植物油脂塗料で表面の保護が行われます。
2,017年4月
外壁のモルタル塗りの下地が施工されています。
外壁通気工法のため、モルタルの背面は通気のための空間が作られ、断熱、及び湿気の遮断を行います。
2,017年4月
軒裏とサッシの隙間もモルタル塗りで仕上げられます。
2,017年4月
玄関廻りの造作が進んでいます。
玄関建具のうち固定部分がすでに取付けられました。
2017年 5月
外壁のモルタル塗りが始まりました。
モルタル塗りは防火性や遮音性に優れていますが工期がかかり、職人の腕によって出来栄えが変わるなど最近は少なくなってきましたがこれらの条件を解決してより本格的な仕上がりの住宅に仕上がりつつあります。
2017年5月
内部造作、建具枠等の工事が進んでいます。
障子が引き込まれる溝。大工さん、丁寧な仕事です。
2017年5月
内装工事が進んでいます。
壁材を貼る前に見えなくなる部分の補強を行います。
2017年7月
外部足場が取り払われました。全貌が明らかになりました。