草屋根の家
- 竣工時期
- 2015年3月
- 用途
- 住宅
- 構造規模
- 木造 2階建 132.49㎡
- 所在地
- 群馬県玉村町
- 設計
- 横堀将之
烏川の畔、出来るだけ自然に近づいて住むための家です。
家の南には菜園が広がり、北には庭が広がります。
屋根には緑が茂り、晴れた日には屋根の上で烏川や南に広がる山々といった景色を眺めます。
屋根の緑は夏には断熱材の役割もしてくれます。
冬は薪ストーブで暖をとり、土間では身の廻りで採れる野菜や魚を料理します。
そんな暮らしを送れる現代の住まい。
2014年7月
地鎮祭を行ないました。
2014年1月
工事に先立ち、丸太を選定しに赤城山に入りました。
切り倒す前にお神酒で清め、一礼をしました。
2014年8月
配筋工事が完了しました。
先日、私の幼少期の写真の中に、実家の配筋工事を眺めているものがありました。
あれから、20年以上。感慨深いものがあります。
2014年9月
外壁に塗る色を考察しました。
2014年9月
基礎が完成しました。
台風通過のため、一面池となっていますが、水硬性のコンクリートの養生にはもってこいの最高の環境です。
2014年10月
上棟しました。ご近所の方、親戚、会社の皆さん、友人に来てもらい、建前をしました。私の住む地区では「たてまい」と発音しています。主に上棟式を指す言葉ですが、ここの地区ではお餅やお金、お菓子等を屋根から撒いて、皆に拾ってもらう事を指すことが多いです。近年非常に珍しい習わしですが、皆の協力のもと、行いました。
2014年10月
建前の後の宴です。こちらも近年あまり行われません。昔建方は組や隣組、結と言ったご近所の助け合いのもとで行われていました。それを労う場が本来の姿です。
2014年11月
木工事が進んでいます。
2015年1月
友人、親戚の協力の下、外壁の板の塗装を行いました。
自主施工ですが、建物に対する愛着、将来の塗替えのメンテナンスの練習にもなりますのでお時間が取れる方にはお勧めです。
2015年2月
内外装の工事が進んでいます。
2015年4月
玄関土間にレンガを敷き込みました。