北郊の家
- 竣工時期
- 竣工 2008年6月
- 用途
- 住宅
- 構造規模
- 木造 2階 98.93㎡
- 所在地
- 群馬県前橋市
- 設計
- 米田雅夫
郊外に建つ住宅
退職を期に首都圏から出身地の土地に戻って住まうための住宅です。
都会暮らしでは味わえない「気」を感じたいとの建築主の要望から、南面には大きな露台で外と内を繋ぐように配置し、外部の風土を感じられる空間となりました。
メゾネット形式の居間は丸太柱や木材の丸みを残した太鼓落としの梁が空間を交差し、農家の囲炉裏端を連想させる懐かしい空間となっています。
マンションの様な重層化された空間では味わえないものです。
使用された木材は原木から大工の手により刻まれ、現地で丁寧に組み上げられました。
様々な木材は時間を経るほど味わいを深くしています。床に用いられた杉の厚床板は無垢の自然素材のみが放つ暖かみ、そして木のエネルギーを感じることが出来ます。
2008年1月
地鎮祭が挙行されました。
2008年1月
地盤改良工事が行われました。
柱状の形式の地盤改良です。
2008年2月
配筋検査を行いました。
鉄筋のピッチ等確認をします。
2008年2月
木材検査を行いました。
太い丸柱が2本並びます。
2008年2月
上棟しました。
太い柱で、迫力のある構えです。
2008年3月
上棟式が行われました。
工事の安全を祈願しお清めを行い、お餅が振舞われました。
2008年3月
外壁の断熱材が貼られました。
外断熱工法で、断熱材の上に胴縁を設け、外壁の通気を確保します。
2008年4月
外壁のサイディングが貼られました。
内部では、造作工事が進められています。
2008年5月
外壁の塗装が終わりました。
内部造作も進み、内装の塗装が行われています。
2008年5月
内装の塗装が完了しました。
外構のデッキ工事等が行われ、今月末の竣工に向けて仕上げてゆきます。
2008年5月
内部の仕上げも整い、いよいよ竣工します。
行政の完了検査を受け、引渡しになります。
2008年5月
竣工しました。
白壁と太い丸太の内装が、落ち着きを持たせた仕上がりです。