研究日誌
2017.03.04
建築研究
敷地探し
敷地探しは建築の第一歩です。
建築の用途に応じた土地の特性が建築との相性が良いか見極めることが大切です。
道路の位置や幅、高低差などの現地の形状が長所にも短所にもなります。
都市計画法による建築制限など
用途地域や防火地域、風致地区など建築を制限される法律があります。
さらに必要な情報の例です。
埋蔵文化財
群馬県平野部は遺跡の宝庫。土地の所有者の負担で発掘調査を行わなくてはなりません。事前に付近の経歴をよく調べる必要があります。
不法投棄物
造成時に雑木林を伐採しそのまま埋めた例や建設残土等を違法に埋められた場合産業廃棄物として高額な費用が発生します。
残置基礎構造物等
工場跡地で地表までは撤去したものの地中に機械基礎が残っている場合、産業廃棄物が敷地内に埋設されている場合や漏洩している場合もあります。
このように土地を選ぶに当たっての条件作りは様々な角度からの検討のために専門的な知識も必要です。
敷地探しはご予算の都合もありますがぜひ事前に専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
いままでの知見から建築主の立場に立った適切なアドバイスをいたします。
お気軽にご相談ください。