研究日誌
2016.10.18
建築研究
郷土の建築再発見
郷土の建築再発見として両毛地域を中心とした研修旅行を行いました。
日常の視線の中に見え隠れしながら、深く知り得ない様々な建築を見学することにより、伝統、文化に根ざした設計のあり方を考える旅でした。
両毛地域は都より遠く離れた東国にありながら遺跡等からの出土品にみるように人々の暮らしが連綿と続いてきました。養蚕との関わりが深く明治期以降の近代化を生糸の輸出によって支えたと言われています。
わたらせ渓谷鐵道 上神梅駅(みどり市)1912年(大正元年) 国登録有形文化財(建造物)
桐生倶楽部(桐生市)1919年(大正8年) 国登録有形文化財(建造物) 桐生市重要文化財
桐生市有鄰館(桐生市)天保14年~大正9年 桐生市指定重要文化財
旧上毛モスリン本社屋(館林市)1910年(明治43年)群馬県指定重要文化財
二業見番(館林市)1938年(昭和13年) 国登録有形文化財(建造物)
旧中島知久平邸(太田市)1930年(昭和5年) 国指定重要文化財(建造物)