一級建築士事務所 株式会社 米田横堀建築研究所 / 群馬、埼玉、栃木、長野、軽井沢にて、木造住宅、店舗、クリニック・医院の設計を行う設計事務所

研究日誌

2015.12.01 建築研究

焼杉の制作実験

弊社では過去にも焼杉による外壁を採用していますが、今回瀬戸内地方で見られるような炭化層の厚い焼杉を制作すべく、実験を行いました。

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瀬戸内に習い、杉板3枚で△の煙突を作り、新聞紙を入れ火を入れました。煙突効果による上昇気流は凄まじく、薄い杉板では板を焼ききってしまします。また新聞紙の量、詰め方によって燃え方にムラができます。多すぎると燃えすぎるか、空気が回らずに不完全燃焼で失敗です。少なすぎても炭化層が出来る前に消火してしまいます。簡単そうに見えて意外に難しい焼杉つくり。理想の焼杉を目指します。