研究日誌
2013.02.27
建築研究
臨江閣でひな祭り
今日は米田が参加しているNPO景観建築研究機構の調査業務で臨江閣を訪れました。
古い伝統的な日本建築です。
前橋市ホームページより引用
技術的には江戸時代の建築との建築とさほど変わらないディテールが随所に見られます。
雨戸を90度出隅で回転させる仕掛けなど非常に興味深いものがある一方、柱間隔がすでに現代と同じ1,820mm間隔であったりしてこれは現代に通じる技術の継承です。
実は遠くの古建築を見にはるばる遠方に出かけるまでもなく、伝統技術が凝縮された建築なのです。
建築設計に係わるものはもっと足を運んでも良いのでは。見れば見るほど面白い建築です。
「臨江閣でひな祭り」
折りしも今ひな祭。市民から寄付された雛人形がたくさん飾られています。
女子の誕生のお祝いとして家庭に飾られた人形もやがて仕舞われたままになっていることが多いものです。
やはり緋毛氈の段飾りに納まって晴れやかな表情が良いものです。
家族の想いと歴史がが再びよみがえってきます。